水上ヴィラ(バンガロー、コテージ)があるリゾートとして、タヒチとモルディブで迷われる方も少なくないようです。
国別の渡航者の割合をお知らせします。
<タヒチ>
フランス領のタヒチには、日本以外にハワイ、ニュージーランド、北米(ロサンゼルスとサンフランシスコのみ)、イースター島を経由する南米チリから国際線が乗り入れしており、直行便が無いヨーロッパからも日本人より多く、地球の裏側にあるタヒチまでアメリカ経由や日本経由でフランス、ドイツ、イタリアなどから多くの旅行客が訪れます。
各国の渡航者割合は、1番が北米で全体の35~40%強、2番が本国フランスで20~25%、3番がフランス以外の欧州で10~15%、日本とニュージーランド、オーストラリアが各3~5%ですが、日本人は水上バンガローのある4~7星クラスの高級ホテルに滞在する方が圧倒的に多く、それに比べ欧米人は長期滞在を目的にバックパッカー的な旅行者も多いようですので、高級ホテルの割合は多くても日本人が10~15%程度、日本人だらけのホテルはありません。
(タヒチ観光客イメージ)
<モルディブ>
各国の渡航者割合は、中国からマーレには、ほぼ毎日直行便が運航している事もあり、中国がダントツで25~30%、これまではドイツ、イギリス、イタリアが各10%でしたが、インドから渡航者も倍々で激増しており、今やヨーロッパからの渡航者を抜いて8%から15%まで伸びています。
北米と日本が同じ程度で4%程度、韓国が3%程度です。
中国からの観光客が多い理由として、距離的にもグアムよりモルディブの方が近く、ビザも不要(グアムやハワイ、タヒチは、中国人旅行客はビザが必要)モルディブのホテルや橋の建設なども、殆どが中国からの資本で行われている政治的要素も大きいようです。
インド人の激増は、何よりも非常に近いこと。
インドも経済発展をしている中で中国人が海外旅行を楽しむようになったように、インド人も富裕層は海外リゾートを楽しみ始めたのだと思われます。
中国人は、日本人同様に高級ホテルを好むため、50~80%と殆どが中国人の観光客、日本人が10~15%のホテルも少なくないようです。
【まとめ】
・タヒチは欧米人の旅行者が大半。モルディブは中国人が圧倒的に多くインド人も急増している。
(モルディブ観光客イメージ)