タヒチでダイビング
サンゴ礁に群れるカラフルな魚たち、群れをなして泳ぐエイ、大物との遭遇・・・
世界屈指のラグーンを誇るタヒチならではの醍醐味
フランス領ポリネシア(タヒチ)には、118もの島々が西ヨーロッパに匹敵するほど広い海域に点在しています。四方を海に囲まれた島々が群島をなしており、海洋資源も当然豊富です。島々はそれぞれに個性が豊かで、その島ならではのオリジナリティー溢れるダイビングを楽しむことができます。以下にそれぞれの島とダイビングの特徴を掲載しています。
ボラボラ島でダイビング
ボラボラ島は、大きく広がるラグーンの美しさで有名ですが、ダイバーにとってはその海水の透明度の高さも大きな魅力です。ボラボラ島のいずれのポイントへもボートで30分以内という点も魅力。初心者ダイバーからエキスパートまで、あらゆるダイバーにお楽しみいただけると言えます。ボラボラの海で出会えるのは、マンタ、ナポレオン、ギンガメアジ、バラクーダ、カメに加え様々なサメや大物達。また同時に、ボラボラの豊かな海底の起伏も楽しむことができます。
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ダイビングショップ
ボラボラ本島やホテル内のショップを中心に数軒のダイビングショップがあり、日本人インストラクターの常駐するショップもあります。
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ダイビングスタイル
午前中2本のダイビングが基本となります。ラグーン内でのダイビングに加え、ダイビング専用ボートでのドリフトダイビングも楽しむことができます。
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主要ダイビングポイント
【ムリムリ・ポイント】
外洋に面して珊瑚の棚が続き、その先はホワイトサンドのボトムとなっています。その先にはドロップオフがあり、ここでギンガメアジやバラクーダの群れと遭遇できる可能性があります。
【ツピティピティ・ポイント】
ボラボラ島で最も人気のあるポイントです。ドロップオフには洞穴があり、色鮮やかな珊瑚礁を楽しむことができます。サメ、ナポレオン、バラクーダやカメなど、大物との遭遇率も高いポイントです。
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海の見どころ
8~11月:イルカ、ザトウクジラ 12~5月:レモンシャーク
通年:マンタ、ナポレオン、マダラトビエイ、バラクーダ、ギンガメアジエイ、ギンガメアジ -
ボラボラ島 体験ダイビング&DVD撮影
モーレア島でダイビング
タヒチの首都パペーテからフェリーで30分と気軽に立ち寄れる離島「モーレア島」は、標高1000mを超える山とサンゴ礁の海を同時に持つ、特徴的な風景に触れることができます。ダイビングポイントは複数あって、いずれもボートダイブが基本となります。各ポイントまでの距離は近く、サンゴの棚(水深10メートル程度)を中心に潜るスタイルなので、ビギナーにも安心。通年を通してサメやイーグルレイ、カメなどに遭遇できます。
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ダイビングショップ
複数あるホテル内のダイビングショップが中心となります。ショップによっては体験ダイビングや、ライセンス取得コースを受け付けている場合もあります。
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ダイビングスタイル
ファンダイブは午前中2本。12時前には帰港するので、午後は陸上のアクティビティも楽しめます。すべてのポイントにブイがあり、エントリーは容易。ポイントまでの距離はボートで10~15分程度と至近です。
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主要ダイビングポイント
【ティキ】
水中にティキ(TIKI)像(タヒチの神様)があることから、この名前が付けられました。このポイントはモーレアの中でも透明度が高いことで有名。また、モーレアで唯一グレイリーフシャークが見ることができるポイントです。水深は20m程度でビギナーでも楽しめますが、潮が強い時はある程度経験が必要となるので注意が必要です。
【オプノフ・キャニオン】
ボート上から珊瑚がきれいに透けて見えるほど透明度が高いことで有名なポイントです。ブラックチップやレモンシャーク、ウミガメなどとの遭遇が可能です。
【ザ・ローズガーデン】
モーレア島でも屈指の珊瑚礁の美しさを誇ることから、この名前が付けられました。様々な種類の珊瑚が棚をびっしりと覆い尽くす様は、ローズガーデン(バラの畑)という名を誇る面目躍如と言えるでしょう。ブラックチップシャークや、巨大なウツボ、大小様々の魚群と遭遇できます。
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海の見どころ
通年:レモンシャーク、ブラックチップシャーク、グレイシャーク、カメ、イーグルレイ
7~11月:ザトウクジラ
ランギロア島でダイビング
ランギロア島は、タヒチの中でも最も有名なダイビング・スポットで、特に大物との遭遇率が高いことで有名です。数あるダイビング・ポイントの中でも代表的なのは「ティプタ・パス」。外洋からラグーンに向かって流れ込む潮に乗って、絢爛豪華に舞い踊る魚群や大物達と戯れるようにダイブする「ドリフト・ダイビング」で有名です。野生のイルカと泳げる世界的にも珍しいポイントでもあり、更にマンタやハンマーヘッド、トビエイの群れ、バショウカジキなどの大物たちとの出会いもランギロアならではの醍醐味といえるでしょう。
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ダイビングショップ
ホテルのある島に、日本人インストラクター在勤のショップを含め数軒のダイビングショップがあります。
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ダイビングスタイル
ゾディアックでアプローチし、バックエントリーが一般的です。どのポイントもドリフト・ダイビングとなりますので、中性浮力の取れる中・上級者向けとなります。基本的に午前1本、午後1本の1日2本。リクエストによっては1日3本潜ることも可能です。
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主要ダイビングポイント
【ティプタ・パス】
水深15m程の棚から60mに落ち込むドロップオフに沿ってドリフトしてゆきます。グレイリーフシャークの群れや、グレートハンマーヘッド、マダラトビエイと遭遇することもあります。
世界的にも珍しい野生のイルカとも遭遇できるポイント。【アバトル・パス】
ティプタ・パス同様魚影は濃く、特にイソマグロやギンガメアジなどの群れとの遭遇は圧巻。流れも比較的緩やかなので、ドリフトダイビングが初めての方にお薦めです。
【アクアリウム】
体験ダイビングにも利用される穏やかなポイント。ティプタ・パスの内側にあり、水深3~15mの明るい砂地に点在する根にスダレチョウチョウウオが舞うシーンは、まさにその名の通り「天然の水族館」。また、砂地ではホワイトチップシャークやクマノミの姿をみることができる和やかなポイントです。
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海の見どころ
11~2月:ハンマーヘッドシャーク、マダラトビエイ
8~10月:ザトウクジラ
7~8月:マンタ、ジンベエザメ
5~12月:サメ
12~1月:イルカ、バラクーダ、マンタ、ギンガメアジ
ティケハウ島でダイビング
島の周りを遠浅のクリスタルラグーンが囲むティケハウ島は、幾重にも重なるブルーのグラデーションが外洋まで続いている美しい環礁です。「ツヘイアバ・パス」と呼ばれる、幅100mほどのパスでのダイビングが基本ですが、ラグーン内のポイントでもマンタに遭遇できます。
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ダイビングショップ
ホテルと提携しているダイビングショップがあり、インストラクターは英語を話すフランス人が中心です。
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ダイビングスタイル
通常は午前中2本ですが、ご要望に応じて午後のダイビングもアレンジ可能です。基本はドリフトダイビングとなります。すべてのポイントにもブイが設置されており、ロープを使用して潜降ができるのでビギナーでも安心です。
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主要ダイビングポイント
【ツヘイアバ・パス】
魚影の濃い、最も人気の高いポイント。外洋からラグーンへ向かったドリフトダイビングとなります。ランギロアほど潮の流れがきつくないので、初めてのドリフトダイビングでも心配ありません。最大水深25mの水中は、各種サメ、ギンガメアジの群れやイソマグロなどに遭遇できます。
【シャークスホール】
多くのサメを見ることができるポイントです。ドロップオフに見られる手付かずの美しい珊瑚も特徴のひとつです。
【ザ・ファーム】
ボート上からでもマンタが確認できるほど、浅瀬にマンタが集まるポイント。水深5~10mほどの砂地にある数多くのクリーニングステーションをホッピングしながらマンタを探すことができる。
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海の見どころ
通年:グレイリーフシャーク、レモンシャーク、ブラックチップシャーク、ホワイトチップシャーク、マンタ、ナポレオン、ギンガメアジ、バラクーダ
9~11月:ザトウクジラ、ハンマーヘッドシャーク
マニヒ島でダイビング
マニヒ島はタヒチ特産の黒蝶真珠の産地として有名です。黒蝶真珠は豊かな自然の残った海が最良の環境ということで、この事実がマニヒ島の海の素晴らしさを証明しています。マニヒ島はツアモツ諸島の中でもパスが1つしかなく、このためラグーンの中のプランクトンが豊富で、良い黒蝶真珠が取れる理由にもなっています。プランクトンが豊富な海は、ダイバーお目当ての魚の多さにもつながります。また、プランクトンを主食とするマンタが多い理由もうなずけます。ポイントは穏やかで、初心者の方にも安心して透明度の高い海を楽しんで頂く事ができます。
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ダイビングショップ
ホテル〈マニヒ パール ビーチ リゾート〉内に、マニヒ唯一のダイビングショップ〈マニヒ・ブルー・ヌイ〉があります。日本人インストラクターはいませんが、英語を話すフランス人インストラクターが常駐しています。
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ダイビングスタイル
午前中2本はファンダイブ、午後は体験ダイビングが基本です。シーズンによってはナイトダイビングも可能。ほとんどのポイントへボートで10~20分程度と手軽です。アンカリング・エントリーが基本ですが、パスでドリフトダイブを行う場合もあります。
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主要ダイビングポイント
【ル・トンバン】
珊瑚礁で埋め尽くされた棚からドロップオフに沿ってのダイビングとなります。アンカリングしてエントリーするポイントなので初心者でも問題ありません。魚影の濃いポイントで、ホワイトチップシャーク、イーグルレイ、アジの群れ、ナポレオンフィッシュ、バラクーダなどが見られ、運が良ければマンタと出会うことも。
【サーカス】
マニヒで最もマンタと遭遇する確率の高いポイントです。6~9月のマンタの求愛シーズンには90%の確率でマンタに出会え、それ以外のシーズンでも遭遇率は50%近く。その他ブラックチップシャーク、ホワイトチップシャークなどサメも豊富です。
【ザ・ブレイク】
週に2回、グレイシャークやブラックチップへの餌付けが行われます。珊瑚の棚に無数のサメが集まる様はまさに圧巻。中層でのリーフフィッシュの魚群も見もの
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海の見どころ
通年:ナポレオンフィッシュ、イーグルレイ、ブラックチップシャーク、グレイシャーク、ホワイトチップシャーク
6~9月:マンタ求愛シーズン(遭遇率90%)
11~6月:ハンマーヘッドシャーク
ファカラヴァ島でダイビング
ファカラヴァ島は、その島の一部がユネスコの生態系保護区に指定されており、ツアモツ諸島の中でも手付かずの自然が最も多く残っていることでも有名です。島の南北にそれぞれパスがあり、特に北部の「ガルアエ・パス」は巨大。幅1600mとポリネシアで最大のパスで、ダイビングポイントもこの周辺に集まっています。大量の魚群の中、時速22kmという超高速の流れに乗るドリフトシュノーケリングは圧巻ですが、またエキスパートオンリーのポイントでもあります。島の南部の「サウス・パス」も魚影が濃く、人見知りしない魚たちの戯れるポイントは、初心者でも大いに楽しむことができるでしょう。
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ダイビングショップ
ホテルと提携しているダイビングショップがあり、インストラクターは英語を話すフランス人が中心です。
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ダイビングスタイル
基本は午前1本午後1本ですが、インストラクターがその日の海のコンディションに応じてダイビングをアレンジします。ガルアエ・パスでのダイビングは超高速で、エキスパートオンリーのポイントです。
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主要ダイビングポイント
【ガルアエ・パス】
ポリネシア最大の幅のあるパスで、超高速ドリフトダイビングとなります。参加者全員がいっせいにエントリー、潜行、ドリフトという、エキスパートオンリーのハイスキル・ダイビングとなります。
【オホートゥ】
「ガルアエ・パス」の外側のリーフからエントリーし「パス」内へとドリフトして行きます。外洋側ではサメ各種、マダラトビエイ、バラクーダなどのトルネードに加え、トップリーフではハードコーラルの群生が見られるなど、ファカラヴァを代表するポイントです。
【マイアル】
水深15mに広がるコーラルガーデンが圧巻です。流れもないので、初心者にも安心してエントリーして頂けます。ギンガメアジや、ナポレオンなどを見ることもできます。
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海の見どころ
通年:グレイリーフシャーク、ブラックチップシャーク、オオテンジクザメ、バラクーダの群れ、ギンガメアジの群れ、時々バンドウイルカなど
11月~4月:ザトウクジラ、ハンマーヘッドシャーク、マダラトビエイ
7月~10月:マンタ
タヒチ島でダイビング
タヒチ島はフレンチ・ポリネシアで唯一国際線が乗り入れるタヒチの玄関口。ダイビング・ポイントはタヒチ・ヌイ島にそのほとんどがあり、ご希望に応じてラグーン内あるいは外洋のダイビングを楽しむことができます。いずれも潮流に影響を受けないので、初心者でも安心して南太平洋の楽園でのダイビングを楽しむことができます。7月から11月には子育てのために近隣の島々に立ち寄るザトウクジラの親子と遭遇できる可能性もあります。
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ダイビングショップ
パペーテのホテルを中心にダイビングショップは多くあります。英語を話すフランス人ガイドが中心で、日本人ガイドはいません。
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ダイビングスタイル
スピードボートを使用し午前中2本のダイビングが基本となります。午後のダイビングはリクエストによりアレンジ可能です。
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主要ダイビングポイント
【アクアリウム】
インターコンチネンタル・リゾート・タヒチ前にあるリーフ内のポイント。沈船が2槽、飛行機1機が水深5~10mの砂地に沈められ、多くの珊瑚礁の魚を見ることができます。、タヒチ島の代表的なポイントで、体験ダイビングなどでも多く使われます。
【レックス】
「アクアリウム」と同様、飛行機と沈船が沈んでいます。水深20m付近の砂地に横たわる沈船・飛行機ともに存在感があります。
【マルアタ】
タヒチ島外洋のドロップオフのポイント。流れも少なく、初心者でもドロップオフでのダイビングが可能です。
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海の見どころ
通年:グレイリーフシャーク、ホワイトチップシャーク、ナポレオンなど
9月~11月:ザトウクジラ
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