タヒチ旅行+αの旅
地球の表面積の6分の1を占めるともいわれるポリネシアのほぼ中心に位置するのがタヒチ。古くから南太平洋の交通の要衝のひとつでした。
ポリネシア文化圏は北はハワイから南はニュージーランド、そして東はイースター島を結ぶ広大な範囲を指し、言語、習俗等での各々共通性も見出され古代ポリネシア民族の卓越した航海術ならではのもの。
近年でも、考古学の分野で著名なハワイのビショップ博物館の篠藤喜彦博士を中心に、タヒチに於いて数々の検証がなされており、現在も南太平洋の主要都市を結ぶ航空路のハブ的存在であり、ここタヒチを中継点に各方面への定期便が就航しています。
イースター島
ポリネシア圏の東端に位置するイースター島(チリ領)は、「モアイ像」で有名な島。
周囲約60キロほどのこの小さな島に、600体もの石像が残存しています。
従来この島へは、中南米の古代文明“マヤ~インカ~アステカ”の史跡探訪の終着点として、遥か北米~南米を経由して向かう長途の旅を強いられていましたが、現在では乗継回数が少なくて済むタヒチを経由して訪れることも一般的となりました。
尚、モアイ像の修復には、日本のクレーン製造の大手タダノが、大きな役割を果たしたこともイースター島では有名です。
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ラタム航空:チリ共和国のフラッグキャリアで、oneworldのメンバー。南米チリ国内のみならずイースター島、タヒチ、オークランド(ニュージーランド)、シドニー(オーストラリア) を結ぶ南太平洋の基幹路線を就航している。さらに、ペルー、エクアドル、アルゼンチン、 コロンビア、ブラジル、ウルグアイ、ボリビア、パラグアイ、ベネズエラ、英領フォークランド諸島 などの南米主要都市間や、中米各国~カリブ海諸国、メキシコ、キューバ、ドミニカ共和国、北米(ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミ)、ヨーロッパ(スペイン、(ドイツ) などへのネットワークがある。 ラタム航空公式ホームページ
タヒチとイースター島のダブル探訪も可能ですが、タヒチの序でに行ける場所でも無く、ましてや日帰りや小トリップでは行けません。
イースター島とタヒチは国も違い、片道4300キロ、5時間~6時間もの飛行時間を要しますし、決して近くはありません。
また、パペーテとイースター島間はラタム航空が週1便のみの就航となりましたので、成田⇔パペーテ間の国際線のスケジュールも含め、最低でも13日間の旅程が必要となり、イースター島は気軽には行けなくなりました。
何が何でもイースター島でモアイ像!!
とのご要望でしたら、この際お休みを長く確保され、訪れてみられることを強くおすすめしますが、以下の「注意事項」もイースター島を組込む上では、留意されご計画ください。
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注意事項
現在、パペーテとイースター島間はラタム航空が週1便就航しており、タヒチとイースター島のダブル探訪が可能ではあるが、以下の点に留意されることをお勧めする。
- 最短でも2週間程度の旅程が必要
- 3日程度で全ての観光ポイントを網羅できるイースター島で6泊も滞在
- パペーテ発着はいずれも深夜となるため前後に必ずパペーテの滞在が必要
- 13日間の最短プランでは、タヒチの離島滞在は僅か2泊のみ、実質ゆっくり過ごせるのは中1日のみ
一見、楽園タヒチのリゾートと秘境のイースター島を同時に巡れて、内容充実プランの様に思えますが、行ったり来たりの忙しい旅になり、タヒチの離島も駆け足の滞在では本来の「のんびりと何もしない贅沢」を楽しむことができず、タヒチ自体の印象が薄れてしまうことにもなり兼ねません。
気軽に「モアイ像」の感覚ですと、正直申し上げてイースター島では、かなり時間を持て余す事となります。
イースター島で「モアイ像」見学を第1目的でない場合は、時間のロスが多すぎますので、タヒチリゾートのみとされるのも1つです。
パペーテ(タヒチ)→イースター島 | |||
---|---|---|---|
便名 | パペーテ(タヒチ)発 | イースター島着 | 所要時間 |
LA836 | 火 03:20 | 火(同日)12:25 | 5時間05分 |
イースター島→パペーテ(タヒチ) | |||
---|---|---|---|
便名 | イースター島発 | パペーテ(タヒチ)着 | 所要時間 |
LA833 | 月 23:20 | 火(翌日)01:25 | 6時間05分 |
※2018年5月現在
上記フライトスケジュールは変更される場合もございますので、 ラタム航空公式ホームページ掲載の時刻表と照合されますことをおすすめします。
※イースーター島がサマータイム期間(3~10月)の場合は、イースター島着と発の時間は1時間進みます。
イースター島滞在のモデルプラン
その他の島々
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ワイキキのビーチ(ここハワイもタヒチと同じポリネシア圏)
その他、手つかずの自然が豊富なクック諸島、英国統治時代の面影が色濃く残るフィジー、メラネシアの伝統的な生活様式が垣間見れるヴァヌアツ(英仏の共同統治時代は“ニューヘブリデス”)、親日家の多い平和な王国トンガやサモアなどの島々へもタヒチを起点に訪れることもできる。
ビーチリゾートの代名詞とも呼べる「ハワイ」へも定期便があるので、日程に余裕があれば、日本からの往路、復路いずれにも立ち寄ることが可能。
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弊社では、お客様一人ひとりのご希望に合わせ、プランのご案内を行っております。
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