アテネオリンピックが終わり、タヒチで結婚式を挙げて（当社注：お２人は2004年12月15日にタヒチ島の水上チャペルでご結婚式を挙げられました）から2年9ヶ月。
再び、楽園＜タヒチ＞へ訪れることになるとは夢にも思わなかった。

私たち夫婦にとってタヒチは特別な場所であり、特にボラボラ島のラグーンに広がる透き通る青い海、
不思議なパワーで満ち溢れているオテマヌ山、
そしてなにより現地の方の笑顔は忘れられない最高の思い出として心に刻まれている。

大阪世界選手権女子マラソン(三井住友海上火災保険株式会社)まで37日と迫った昆明合宿中に転倒し、
それから8日間は全く走ることが出来ず、目標であった北京オリンピック出場の夢は限りなく遠くなったが、
折れそうになる気持ちをなんとか持ちこたえ無事スタートラインに立ち銅メダル獲得、
北京オリンピック内定と最高の結果でレースを終えることが出来た。
レース後の１週間は地元での表彰、講演会、挨拶等でレース前より忙しくなり中々2人でゆっくりとすることは出来なかった。
これではレースで疲労した身体を休めることも出来ないと、
無理を承知で結婚式、ハネムーンで大変お世話になったタヒチウエディングベルへ連絡した。

「来週出発でタヒチに行くことは可能ですか？！」急なお願いであったが、
迅速に対応していただきレース翌週には関西国際空港から旅立った。

久々に訪れたボラボラは空気が澄んでいてとても心地よい風が吹いていた。
今回宿泊したホテルはセント・レジス・リゾート・ボラボラ“St.Regis Resort, Bora Bora”。
ボラボラでいちばん新しいホテルでラグーンの外側に位置し、
外洋の荒々しい波とラグーンの透き通った海との対比、
オテマヌ山が悠然と聳え立っている景色は圧巻だった。
部屋がとても広く落ち着いた雰囲気は最高だ。
「イヤオラナ！」「マルルー！」と皆が笑顔で挨拶してくれる。
何とも贅沢な時間がそこにはあった。

今回は、とにかくゆったりと過ごす事が目的だったので時間を忘れ、デッキでの昼寝、シュノーケリング、
敷地内でのジョギング等を楽しんだ。
妻はスパでのマッサージを受け身体の深部の疲れを揉みほぐしてもらい大満足の様子だった。

タヒチウエディングベルのスタッフの皆様には急なお願いを聞いていただき大変感謝しております。
ぜひ、多くの方に楽園＜タヒチ＞の素晴らしさを感じてほしいと思います。